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テレワーク・リモートワーク10年目の私が思うメリット・デメリット

みなさん、こんにちは!
ここ数年、在宅で仕事をする「リモートワーク」が可能な企業が増えてきています。

特にここ最近はコロナウィルスの流行で今まで通常勤務だった方たちもテレワーク・リモートワークに切り替えている方も多いのではないでしょうか。

「テレワーク」「在宅ワーク」等、言い方や定義がそれぞれ少しずつ異なりますが、今回は「基本的に家で仕事ができる」ということを「リモートワーク」として、リモートワーク7年目の私が感じたメリットやデメリットをご紹介したいと思います。

私がリモートワークを選んだわけ

私は結婚後、子育てをしながら細々と接客のアルバイトをしていました。元々家で黙々と作業することが好きだったこと、自分のペースで仕事がしたかったことから、家でできる仕事はないかと探していました。
そんなとき、たまたま見つけたネットの求人になんとなく応募したところ、運よく採用していただき、リモートワーカーとしての第一歩を踏み出すことになりました。

まずはSOHOスタッフとして登録

最初は社員ではなく、SOHOスタッフとしての登録でした。業務があったら連絡が来て、自分ができそうだったらOKをだして引き受けるといった形です。
簡単な研修をした後は、ほぼ独学でいろいろ調べてこなせる業務を増やしていきました。
ちなみに、エンジニア系やデザイン系の仕事ではありません。
私が所属している会社には、SEやWEBデザインのほか、経理、人事、営業事務などさまざまな分野で在宅スタッフが活躍しています。

スタッフから社員へ

その後、2年ほどたった後に社員にならないかと声をかけていただき、社員になりました。SOHOスタッフ時代は業務ごとに報酬が出ていて、福利厚生などもなく、確定申告もすべて自分で行っていましたが、社員になってからは福利厚生も受けられ、給与も毎月決まった額が入ってくるので安定した収入を得られるようになりました。

社員になった後も、基本的にリモートワークという体制は変わりません。
必要に応じて出社したり、取引先に出向いたりしていますが、それ以外は自宅で仕事をしています。

 

テレワーク、リモートワークのメリット・デメリット

ここからは私が感じたリモートワークのメリット・デメリットについて書きたいと思います。

メリット

  • 出社しなくていい
  • 自分の時間を有効に使える
  • 作業に集中できる
  • 部屋着で仕事ができる

デメリット

  • オン・オフの切り替えが難しい
  • 通信機器・光熱費は自分持ち
  • 家族の理解が必要
  • ひきこもりがち

リモートワークのメリット

出社しなくていい

私の場合、「出社する必要がない」ということがリモートワークの最大のメリットです。
子どもが小さい時は習い事の送迎や病院などで、どうしても仕事を抜けなければならない時間帯がありますが、リモートワークなら自分で業務時間を調整することで、ストレスなく家庭の事情に対応できます。

また、私は自律神経が弱く体調が悪い時があるのですが、そういったときも電車に乗って取捨する必要がないということは精神的にもとても助かっています。

自分の時間を有効に使える

これは会社によって違うと思いますが、私の会社では早朝から作業をしている人や、深夜に作業している人など、自分のペースで業務をこなしている人がたくさんいます。
とはいえ、多くの社員はだいたい9時から19時くらいを勤務時間としているので、その時間はネットにつなげていつでもチャットやメールに対応できるようにしておく必要はあります。
ただし、今はスマホでもチャットやメールができますので、ずっとPCの前で待機している必要はありません。また、ノートPCを持っていればwi-fi環境があればどこでも仕事ができるので、子どもの病院の待ち時間に仕事をするということも可能です。

作業に集中できる

会社などで他の人の声が気になる人も、家で仕事をすることによって騒音なども気にならず、集中して仕事ができると思います。
私はよくヘッドフォンをして音楽を聴きながら作業しますが、とてもはかどります。
ただし、家にはテレビなどの気が散るものもたくさんあるので、そういったものを気にせずに作業できる人がリモートワークに向いているのではと思います。

部屋着で仕事ができる

私の会社は全員がチャットでいつでも連絡できるようになっていて、会議もインターネットの音声通話・テレビ会議で会議をしていますが、在宅スタッフ・社員は基本的に顔出しはせずに音声のみで対応しているので、すっぴんで仕事ができます。
特に出かける用事がない日は部屋着+すっぴんで1日仕事をすることもよくあります。
なので、メイク代が減りました。

リモートワークのデメリット

オン・オフの切り替えが難しい

リモートワークを始めて2年目くらいまでは非常に悩んだ問題でした。自分の能力が足りず要領が悪いということもありましたが、やることが多すぎて仕事が深夜まで終わらないこともありました。
出社していると残業などがあるとはいえ、ある程度区切りをつけて後は次の日に、と見切りをつけることもできると思いますが、リモートワークの場合、家でずっと仕事ができてしまうため、やめ時がわからず深夜になってもずっと続けてしまうこともあります。
私はそのような状況で体を壊しそうになったので、働き方を改めて、夜20時以降はPCは開かないと決めました。
ただし、緊急の連絡等がある場合もあるので、スマホの仕事用チャットはオンにしています。たまに夜中に仕事のチャットが入ったりしますが、よほど緊急でない限りはスルーして翌朝対応しています。

通信機器・光熱費は自分持ち

業務用のPCを貸与してもらえる会社もあると思いますが、基本的に業務で使うPCやスマホ、wi-fi機器は自分持ちで、通信料も自分持ちです。
また、会社に通っていればその分日中のクーラーや暖房など電気代も節約できると思いますが、家で仕事をしているとその分電気代がかかります。
SOHOスタッフ時代は確定申告の時にそういった光熱費も申告していましたが、社員になってからはそれは一切できないため、自分の負担となっています。

家族の理解が必要

子どもが「ただいまー」と帰ってきても、仕事が立て込んでいるときは「おかえりー」というだけで子どもの相手はできません。
また、仕事が忙しいと夕飯を作るのもついつい後回しになってしまったり、夜中まで作業をしたりと、家族にしわ寄せがくる場合もあります。
「夜中まで仕事をしすぎて旦那に怒られ、仕事をやめろと言われた」というスタッフも少なくありません。
それを防ぐためにも、ご家族の理解と、先ほど書いた「オン・オフの切り替え」が大事だと思います。

ひきこもりがち

ずーっと家でひたすらPCに向かって仕事をしているので、ほとんど歩きません。そして外にもいきません。よってひきこもりになります。
私はおうち大好きなのでそれもいいのですが、あまりにも外に出ないと気分も下がってくるので、ある程度は外に出る時間も必要かなと思います。
逆にその生活に慣れると、出社や外回りが続く週は疲れまくりますが。
あと、座りっぱなしの生活は寿命を縮めるそうなので、適度にストレッチや筋トレの時間を作っています。

リモートワーカーにおすすめ!なグッズ

リモートワークを7年やってきて、愛用しているグッズを紹介します。

マウスパッド リストレスト一体型

マウスをずっと使っていて手が腱鞘炎のように痛くなってしまいました。そんな時に購入したのが、このリストレストが付いたマウスパッド。
これを使うようになってからかなり手の疲れが軽減しました。

ノートパソコンスタンド 折り畳み式

ノートPCを使っているのですが、普通に使っているとどうしても目線が落ちて姿勢が悪くなり、首に負担がかかります。首に負担がかかるのは首や肩こりだけでなく、自律神経にもよくないと聞いたため、PC画面と目線が同じくらいの高さになるPC台を買いました。
これにより首への負担が減り、楽になりました。

USBキーボード

ノートPCをノートパソコンスタンドに乗せるため、キーボードが使いにくくなり、USBのキーボードを買いました。
ノートPCのサイズに合わせ、テンキーなしのものにしました。テンキーが付いているとキーボードが長くなり、マウスの置き場所とのバランスでキーボードが横にずれてしまうためです。
キーボードに角度をつけることもできるので、今までのノートPCのキーボードより打ちやすくなりました。

Zoff PC眼鏡

この仕事についてから1日中PCのモニターを見ているせいか、視力が年々落ちています。それに加え、目の渇きや疲れも気になっていました。もともとかなり視力が悪かったものの、これ以上目に負担をかけたくないと思い購入したのがZoffのPC用眼鏡(ブルーライトカット眼鏡)。
私が使っているのは店舗で作った度入りのレンズです。

めぐりズム 蒸気でホットアイマスク

ずっとデスクワークをしていると、PCで目が疲れてしょぼしょぼすることがよくあります。そこでたまに使っているのがめぐりズムです。疲れた目にめぐりズムをした後はウソのように視界がクリアになりますよ!

あずきのチカラ

レンジでチンして温めて、首肩や目を優しくいたわる「あずきのチカラ」。めぐりズムが使い捨てでもったいないなと思い、こちらを購入しました。めぐりズムのように香りは楽しめませんが、ほどよい重さとちょうどいい温かさが気持ちいいです。

メディキュット

ずっと座りっぱなしで仕事をしていると脚がむくんでだるくなるため、メディキュットを買ってみました。あまり締めすぎるのも嫌なので、就寝時につけるタイプで骨盤もサポートしてくれるものを購入。これを付けて仕事をした後は、1日中座りっぱなしでも脚のむくみもなくだるさも感じません。すごい。

ヨガマット

ずっと座りっぱなしは体に良くないと聞いたので、休憩時間にストレッチや筋トレをするためにヨガマットを購入しました。今では家族で愛用しています。

IKEA デスク MICKE コーナーワークステーション

それまでリビングのテーブルで仕事をしていたのですが、自分専用の仕事スペースが欲しいと思いIKEAに行ったときに見つけたのがこれ。部屋の隅を有効活用できるコーナー用のデスクです。
部屋の角に設置でき、部屋の中は背面になるので集中できますし、目の前が角になっていて奥行きがあるので圧迫感がありません。
また、棚やマグネットが使えるホワイトボードもあり、棚の上も有効活用できます。
これはほんといいです!今では私の相棒です。
ちなみに、私のデスクのホワイトボードに仕事のメモは一つもなく、推しキャラの缶バッジやコースターなどが所狭しと飾られています。癒し大事。